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日本に初めてきた花

日本に初めて輸入された

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西洋の花についてですが、

明確に「これ」と特定できる単一の記録を見つけるのは困難です。

この記事では、いくつかの有力な情報と時代ごとの西洋花の伝来についてお伝えできます。








最も古い可能性として挙げられる「薔薇」


  • 江戸時代初期(17世紀初頭)

    伊達政宗の家臣である支倉常長が慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパに渡航した際、

    洋バラを持ち帰ったという説があります。

    宮城県松島町の円通院には「日本最古の洋バラ」とされる絵が残されており、

    これがそのバラを描いたものとされています。

    ただし、これが本当に西洋バラであったかについては諸説あり、

    真相は謎に包まれています。

  その後、時代が下るにつれて、より明確に西洋の花が輸入されるようになります。


  • 明治時代 

    文明開化とともに西洋文明が流入し、さまざまな西洋の花が日本に伝わりました。

    特にバラは、フランスで現代バラの基礎となる「ハイブリッド・ティー」の

    第一号「ラ・フランス」が作出されたのが1867年(明治元年)とほぼ同時期であり、

    この頃から盛んに西洋のバラが輸入されるようになりました。

    他にも、明治初期には西洋のハーブ類(セージ、タイムなど)や、

    ピーマン、アーティチョークといった西洋野菜とともに、

    その花も入ってきたと考えられます。

    花言葉や、西洋の「花を贈る」という文化も、

    明治初期に日本に渡来したと言われています。

    また、西洋アジサイは、

    日本の在来種であるガクアジサイがシーボルトによってヨーロッパに持ち帰られ、

    そこで品種改良されたものが、大正時代に逆輸入される形で日本に入ってきました。

    ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)は、

    1915年(大正4年)にアメリカから日本に贈られたのが始まりとされています。


このように、「初めて輸入された」と断定できる単一の花は難しいですが、

古い歴史を持つものとしては、江戸時代初期に伝わった可能性のある「洋バラ」が挙げられ、本格的に様々な西洋の花が日本に入ってくるのは明治時代以降であると言えるでしょう。

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